Lambdaカクテル

京都在住Webエンジニアの日記です

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日記/文明は暇人が発展させる

体調

今日はやたら体調が良かった。晴れていたのが影響したかもしれない。明らかにすべての調子が良くて、奇妙なほどだった。何が影響しているかわかるために気圧温度湿度計でメトリクスを取りたいと思った。センサは持っているので、うまく測定できるようにパッケージングしたい。また、心拍計・血中飽和酸素濃度計センサを売ってるのをネットで見つけたので、足首らへんに常時装着できたりしないかなーと思っている。この手のメトリクスはオープンな形式でいつでも取り出せるのがエンジニア的には大事だが、残念ながら既製品はそのように出来ていなくて、専用ソフトが必要になったりしてベンダーロックインされてしまう。

引越し

物件まわりの手続きは進みつつあるが、引っ越しの準備は遅々として進んでいない。そろそろ引っ越し業者さんに連絡して見積もってもらいたいが、その前に部屋を片付けて量を見積もれるようにしなければならない。

PUBG

ソロプレイでドン勝できた。嬉しい。

生活

朝はベーコンエッグを作って食べた。

夜は帰りが遅く小雨だったのであまり出歩きたくなかったのと、引っ越すために家にあるものをなるべく使いたかったのとで、シリアルを食べた。

文明は暇人が発展させる

ところで話は変わるが、うっかりタイムスリップで原始時代に戻ったとして、文明を維持するのに必要な最低人数はどれくらいになるだろうか。言い換えると、原始時代に友達を何人か連れていけるとしたら、少なくとも何人いればエコシステムを確立できるのだろう。一人ではおそらく採集でしか生き延びられないし、万一怪我をして動けなくなればそのまま死ぬ。二人だと助け合えるが、動物を狩るには人手が足りないし、いわんや農耕をや、である。生存圏を確立できるレベルにまで一人あたりのリターンを増やすには、それだけ人間の力を集積する必要がある。規模の経済が働くわけだ。

で、ここからが本題なのだが、では人数が増えて文明の構成員がそれなりに生存できるようになったとして、その文明の発達、進歩、前進は誰が担うのだろう。全員が全力で働いてなんとか食いつなげている状態なら、速やかな発展はあまり望めないはずだ。斧で木を切るにも、その斧を研ぐ存在が必要で、全員が斧を振るっていては最終的な働きはむしろ少なくなる。

文明の発達は有閑階級、つまり暇人が推し進めているのではないか、というのが僕の思いつきだ。暇な人はなにか改善することに時間を使えるし、新たなものを遊びで生み出したりできる。職業的、立場的にクリエイティブになりたい(そうあるべき)人は、ここに入ったほうが良さそうだ。有閑階級になるには(あるいはその状態を作り出すには)どうしたらよいのだろう?

時間がかかることを時間がかからなくすると(やらなければならないことを、やらなくてもよくすると)時間が生まれる。もしくは仕事を得意な誰かに集中し、他の人が暇になる。そうするともうやることが無くなるので、他のことを考えられるようになる。

やることが無くなるというのがミソだ。次から次へとやることが生まれるという状況では、(たとえそれが意識的に発展を意図して設けられた仕事であったとしても)ほんとうにやる気が出るのか、疑問だ。せめて、どの仕事をするか勝手に選べるほうが良さそうだ。

もちろん実際の仕事ではそうはいかなくて、割り込みが発生したり、やらなければならないことが山積みだったりする。そのへんの折り合いをつけると、ソフトウェアという文明を導くチーム開発はもっと豊かで素早いものになりそうだ。

また文明の発展としてのクリエイティビティと確実さは相反する。クリエイティブにやると必ず何回か失敗する。ゴミができる。失敗が許されないという状況では(必要な人的リソースが最大に増えるので、有閑階級が居なくなり)クリエイティブになれない。リスクを低くできれば、失敗するだけの遊びができる。やり直せるようになる。そういう人的、ソフトウェア的基盤を整えられると、クリエイティブになれるのかなあ。

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