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のんびり過ごすクリスマス

独り身に 門戸の狭き 聖夜かな

会社の大掃除や忘年会が続き、すっかり年の瀬に向けて慌ただしくなってきました。まあ大晦日の前にクリスマスがあるわけですけど、わたしは独り身なので疎外感を感じますね。いつからか、クリスマスは恋人たちのものになってしまって、みんなで祝おうという空気は無くなってしまったように思います。とはいえ、僕はクリスチャンではないし、祝うものも何も無いから、のんびり過ごしています。

わたしの周りにも、クリスマスを商業主義に使うのは許さんぞ、的な人がいないわけではないですし、わたしもどちらかといえばそういう心構えでいました。でも、最近はちょっと違う考え方を持っています。俗っぽい祭りに乗っかったほうが良いような気がしているこの頃です。

昔と比べていろんな価値観があるなかで、顔も知らない間柄の大勢で何かをしたり祝ったりする機会は貴重になったと思います。サークルも恋人も同級生もいない独身新卒会社員男性のつながりなんてそんなもんです。基本的にイベントらしいイベントは、無いです。大学を卒業して初めて、僕が持っていた趣味らしい趣味は、人とのつながりに支えられていたのだと分かりました。裏を返せば、一人で打ち込めるような趣味を持っていないという、寂しい事実がわかったのでした。

そんな中で淡々と日々を過ごすのは、生活のメリハリが無くなってしまって、人生の豊かさを損ねているのではないかと、ある日気が付きました。ならば、日々を豊かに過ごせばいい。俗な祭りや行事を、そのために使おうと思いました。

その一環として、年末の大掃除を一人でしています。一人暮らしなのに偉いね、と言われますが、僕にとっては偉いかどうかとか、そうするべきだという外向きの理由など無くて、ただ日常に意味を与え、一人でも寂しくなくするための、主観的活動をやっているにすぎません。人一人の私生活に、勝ち負けなどないのだ。それがしばらくネットから離れて得られた、今年最大にして最後の知恵だと思います。